ナマステ
僕にとってはまだまだ寒いですが、
こちら南アルプスでは少しずつ雪が溶けてきて、冬の終わりを感じています。


寒さと高所という生活環境の中でのアシュタンガヨーガの練習は
身体は思うように動かず、硬くなり、関節の痛みも感じますが、
標高2000m以上の原生林の中の空気や水のうまさは格別です。
インドでは身体はどんどん柔らかく、強くなりますが、
外に出たら鼻の穴は真っ黒で、水道水を飲もうものなら病院送りです。
どちらも極端な環境なので、どちらが良いという事ではないですが、
今年も南アルプスでの生活をしていきます。
約7ヶ月とい期間の中で全ての四季が訪れるここはまだ冬です。
今回も4ヶ月間のマイソール・ゴアでの練習期間があったので、
自分自身の肉体が記憶している柔軟性や強さや集中力は帰国前の3月中旬がピークでした。
気候も3月のインドは上半身裸でバイクを運転するほどの暑さ・・・からの
標高2000mの雪に埋もれた土地での生活なので、
本当に自分の身体が自分ではないように感じるし、
もしかしたら、3月までの身体が特別だったのかも。なんて感じたりします。
もちろんどちらも僕の身体ですが。
こないだのインドで感じたことの一つに
『 インドでの練習のほうが肉体的は調子がいい 』
ということがあります。
様々な要因がありますが、毎年感じます。
で、山の環境に身体が慣れる前の今が一番肉体的には調子が悪い時期です。
無理をせず、さぼらず、怠けないようにと自分に言い聞かせ、
今日の限界を毎日ほんのちょっとだけ押し上げ、押し戻されを繰り返し
自分の肉体の限界の6~7割しかだせていない身体を許し、褒め、いじめます。
年間の中での練習が大変な時期こそ、継続する事の大切さを強く感じます。
今回は7ヶ月という期間の中で身体を調整していくことを目標にしていきます。
集中して過ごす時間はあっという間に感じますが、
意識的に過ごす時間はあっという間には終わりません。
『 集中 』と『 意識的 』を意識してインドまでの準備期間を充実させる為に
日々の実践を大切にしていこうと思います。
ではでは

